Q1 あなたがVETに入った理由を教えてください。
一浪目に大手の予備校で勉強していましたがなかなか成績が伸びず、勉強法を間違えてる状態では大手の予備校で成績を伸ばすことは出来ないと思い、個人個人をしっかり管理してくれる予備校をインターネット上で探している中で獣医専門予備校VETを見つけて説明会を受け、登校や自習、帰宅の時間を徹底的に管理している点や獣医学科志望生しかいないのでモチベーションを保てる点に他の予備校とは違う魅力を感じ入学しました。
Q2 あなたがVETの気に入っていることを教えてください。
自習室に一人一人の専用机があり、大手の予備校のように自習室の席の取り合いが無く、毎日教材を全て持ち帰る必要がないことです。またVETの最寄駅は大阪市内にあるものの比較的人混みが少なく、都会の人混みが苦手な私にとって、毎日毎日通う予備校の通学にストレスをあまり感じなかったのは地味なことですが気に入っていました。
Q3 あなたがVETで一番思い出に残っていることは何ですか?
毎週行われていた計算道場です。計算道場ではみんなが一斉に出来るだけ早く数学の基礎問題を解き、解き終わった人から教室を抜け自習室に戻るのですが、私は毎週いつも最下位でみんなの倍以上時間がかかった時もありました。正直一週間で一番怖い時間でしたが、あの時の悔しさがモチベーションに繋がっていったと思います。
Q4 あなたが受験生の時に辛かったことは何ですか?
4ヶ月のブランクを感じた時です。私は一浪目に勉強量と比例して成績が伸びなかったので、二浪してもまた、同じ結果になるのではないかと思い獣医学科を諦め、滑り止めの違う学科に入学しました。しかし、獣医師への憧れは簡単に消えるものではなく、7月に大学を退学し受験生に戻ることに決めました。いざ4ヶ月ぶりに勉強を再開してみると基本英単語や数学の公式すら忘れていて自分が想像していた以上にブランクがあることに気付き、受験本番までに本当に間に合うのだろうかとその時は不安で本当に辛かったです。
Q5 後輩にアドバイスや激励をお願いします。
受験勉強は孤独で悲観的になりやすいものですが、成績を伸ばすためにはやはり純粋に勉強を楽しむことが一番だと思います。苦手意識がついた教科は特に、嫌々ながら勉強してしまいがちですが私の経験上嫌々ながら勉強したものはその分忘れやすく、勉強していても身につかないまま成績が伸びず、結局苦手意識が取れないことが多いと思います。また、支えてくれる周りの人達や希望通りに大学受験出来ることに感謝することは、成績の伸びに関係ないように見えますが、成績に繋がっていく重要なことだったと思います。
Q6 先生にメッセージをお願いします。
高橋先生には数学を教えて貰いました。私は全教科の中で一番数学が苦手で、高校受験でも苦戦し高校入学後も授業についていけなくなり赤点レベルの成績でした。そのため最初は個別指導で教えてもらいましたが、解けなければいけない基本問題を解けず怒られ、悔しくて泣いたのは良い思い出です(笑)
一番不安があった数学ですが、高橋先生の指導方法、テキストは今までに習ってきた数学とは違い確実に実力がつき数学に自信が持てるようになる授業でした。最初から最後まで獣医学科の入試に出る範囲のレベル、問題がメインなので大手の予備校のように後期の無駄にレベルの高い授業に時間が潰れることが無かったのは、ブランクのある私にとってとても効率的だなと思いました。特に入試直前の獣医学科の大学別対策では、一つ一つの大学の傾向をしっかりと把握することができ最初は50点も取れなかった過去問も徐々に得点を取れるようになっていきました。高橋先生の授業を受けていなければ、数学に対しての見方も変わらずこんなに成績を伸ばすことはできなかったと思います。本当にありがとうございました。
笠谷先生には英語を教えてもらいました。笠谷先生の授業は面白く楽しくて暗記モノも一人で覚えるより一つ一つ印象的に覚えることができました。英語の成績を伸ばす上で一番鍵だったなと思うのは、やっぱり音読だと思います。VETに入るまで英語は音読が重要であることを知らず、ほとんどしたことはありませんでした。しかし笠谷先生に音読を教えてもらってからは、お昼ご飯の後など空いた時間に毎日読みました。私にとって音読は楽しく自習室にこもって無言でいる時間から解放される一種の息抜きにもなっていました。おかげで毎日続けることができ英語を読むスピードも明らかに変わり、センター英語でも8割以上を安定して取ることが出来るようになりました。笠谷先生は伸ばすために自分に今何が必要なのかをいつも教えてくれ、悪い成績に一々落ち込みやすい私を慰めてくださいました。笠谷先生のアドバイスの通り進んでいけば自ずと成績も良い方向に変わっていきました。真摯に生徒が合格するために力を尽くして下さり本当にありがとうございました。
生物科の須藤先生には私立獣医学科に出る、資料集にも載っていない到底独学では習得できないレベルの深い知識や高校生の時に習っていない新過程の分野、過去問の難しい問題を解説してもらいました。主に過去問から取ってきた分野別にまとめた問題集は不安な分野の対策によく愛用していました。合格できた日本獣医生命科学大学の今年の試験では新過程の分野の問題がたくさん出ていたので、須藤先生の授業を受けていて本当に良かったと思います。ありがとうございました。
数学科の杉原先生には12月頃にまだ不安が残る入試問題の対策をしてもらいました。単元がランダムに配置された問題を一つ一つどの単元か、どの解法で解くのかを確認してもらい、個別指導を受けていくうちに自力で正しい解法を選んでいくことができ自然と過去問の点数アップにも繋がっていきました。ありがとうございました。
化学科の尾崎先生には、高校時代にまだ国公立志望だった時、数学に並ぶほどの苦手な化学を教えてもらい、また受験勉強に必死になれる熱意を貰いました。ありがとうございました。
津留先生、小中先生とは直接授業を受けることはなかったですが、勉強を続けていく中で色々な面で支えていただきました。ありがとうございました。
Q7 大学でやってみたいことを教えてください。
英会話とアルバイトと読書です。獣医師としてはもちろん社会人として働いていく中で必要である接客技術をアルバイトで勉強していき、人に物事を説明するのがとても苦手なので読書などで表現力を養い説明力をつけていきたいと思います。
Q8 オススメの勉強法を教えてください。
苦手な問題は自信がつくまで徹底的に何回も解くことです。そのためには解けない問題には付箋を貼り、自分がどこで間違いやすいのかがすぐ分かるように、問題の解説に間違えた箇所を蛍光ペンなどで印を付け、日付を書くようにしていました。また、一度間違えた問題を復習し解けるようになったと思い込んでも、また時間が経つと解けなくなっていることもよくありました。解けなくなっていると気付くのが入試本番にならないよう最後まで復習に時間をかけるのはとても重要だと思います。数学はほとんど復習ばっかりしていたため、高橋先生、杉原先生に与えられたテキストと過去問以外には触れていませんでした。
自分の勉強方法に固執し過ぎず、先生達を信頼し先生達のアドバイスに沿って柔軟に勉強していくのは大切だと思います。復習も先生達がやれやれとしつこく言っていたことでした(笑)
色々な意見を受け入れて勉強方法を試行錯誤していく中で成績も上がっていくと思います。
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