高校3年の9月から1浪目の9月までの1年間はとてもつらい期間でした。浪人時代は「毎朝9時登校で、21時下校」を義務づけられていました。私は実家が大阪の枚方なので、朝は毎日6:00起き、家に帰るのは23;00でした。毎晩家に帰ってきたらすぐお風呂に入り、ベットに倒れこみました。授業の復習していなかった時には怒られ、復習テストの点数が取れなかった時にも怒られました。このように生徒に対して厳しく指導してくれる予備校はVET以外で、ほとんどないと思います。他の予備校で浪人している友達の話を聞くと「休みがあるので楽だ」とか、浪人生活を楽しんでいるようでした。人にはたくさんの考え方があるのでいいと思うのですが、浪人生は親のお金で予備校に行かせてもらっているわけなので日曜日や休日を返上して、勉強するべきだと私は考えていました。VETは自習室が休みの日でも空いているので私はほとんど自習室に行きました。私はVETが自分に合っていた予備校だったと感じています。
最初に麻布大学のAO入試を知ったのは高3の7月でした。担任の先生と高3の7月からAO入試の準備をしていきましたが、さっと準備して受かる・・・なんてことはありませんでした。この時は「もっと早く準備しておくべきだった」と後悔しました。二度とそのような後悔をしないように、浪人時代のAO入試の準備は5月の半ばから準備を始めました。5月の半ばから準備をしたおかげで良い事と悪い事が起こりました。良い事は無事に1次試験を通過したことです。悪い事は一般試験の勉強と両立が難しくなっていったことです。夏に入り、周りの生徒が一般試験の勉強を進めていく中で、私は孤独にAO入試の対策をしていました。そうすると、英語や化学の復習が追い付かなくなり、精神的につらくなっていました。その時にVETの先生たちが「両立が難しいのはわかってるから、まずAO入試の対策のほうやり。やけど一般入試の勉強を0にしたらあかんで。」と言ってくれたのでとても救われました。おかげで自習室ではAO入試対策のことを中心にやり、行き帰りの電車の中で数学や英語や化学の勉強をしていました。
AO入試対策では、まず講義レポートの対策をしました。推薦入試小論文担当の小中先生が「AO入試にはまず知識が必要だ」とおっしゃったので、知識をためるために獣医に関するあらゆる事柄をノートにまとめました。講義レポートの審査や面接試験の前日までそのノートを何度も何度も見直しました。そして講義レポート試験終了後は、すぐに面接試験の対策に取り掛かりました。面接試験対策では、過去に聞かれた質問を前もって考えておくということをしました。この「前もって準備をする」ということが推薦入試では重要になります。その後、本番と同じように生徒:先生が1:5の模擬面接行いました。面接試験前になると、小中先生が僕らの為に23:00まで面接練習に付き合ってくれました。他にも、私たちが万全な状態で面接を受けれるように、たくさんの支援していただいたことはたくさんありますが、キリがないのでこれくらいにしておきます。こんなに手厚く支援してくださった小中先生にはとても感謝しています。
長々と書いてしまいましたが、最後に言いたいことは・・・勉強するということは辛いです!!!
しんどいし、単語を何回覚えても忘れてしまう自分にもイライラもします。でもこの辛さは受かった時の喜びに比例すると思います。私自身これを経験したんですから・・・。今獣医学科を目指そうとしている人は、19歳の男が泣くくらい努力しないといけないということを知っておいてください。
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