私がVETに入学したのは、四月七日でした。それは、ほかの浪人生に比べて開始時期が早い方だと思います。しかし、ここではすでに二月三月から入塾し、試験に向けて勉強をしている人たちばかりでした。その時点で私は学力と意識の両方で大きい差があると感じました。その差を埋めるために必死に授業に食らいつき、わからないところがあれば逐一質問をしにいきました。VETは常に先生が質問対応をしていただくことができるので、そのおかげで周りに追いつくことができ、また一歩二歩とリードすることができたと思います。
このように順調にスタートした浪人生活ですが、私は一時期成績が伸び悩み、タイムスケジュールもきつかったのでVETに行くことが辛いときがありました。しかし、この予備校は日本で唯一の獣医学部専門予備校であり、そこにいる人はライバルでもあるが、同じ道を志す仲間です。そのため、ときにはよき相談相手であり、互いに競争相手として切磋琢磨することができました。そして、先生方も親身に寄り添って授業をしてくださるおかげで、またここで勉強をしていこうという気持ちをもう一度強く持つことができたと思います。
私は日本大学の公募推薦を受けました。その試験は国語、数学、英語、面接でした。VETではこの試験のすべての科目の過去問がそろっています。また、他の予備校に比べて圧倒的な情報力の差があると思います。それは、国語、推薦対策専門の小中先生がいることです。小中先生はとても多忙であるにもかかわらず、推薦対策のプリントを何部も作っていただき、また面接対策も個人でやっていただき私は先生に足を向けて寝ることができない位です。英語も津留先生と笠谷先生に個別でプリントを作成してもらい、帰宅時間になっても私ひとりのために夜遅くまで質問、添削をしてもらいました。数学は高橋先生にとても厳しく指導をしてもらい、細見先生には予想問題を作ってもらって、一つずつ穴をつぶしていきました。もちろん、二月にある一般試験に向けても上記の科目に加え、化学も堤先生と田谷野先生にとてもお世話になりました。
私は他の予備校に入っていたら、もしかするとだらだらと勉強したり辛い時期に逃げ出していたかもしれないです。しかし、ここには支えあえる仲間に出会えたり、下から押し上げてくれる先生がいます。このような予備校はほとんど存在しないと思います。私はVETという恵まれた環境で勉強することができたので、それが合格につながったと思います。
(推薦対策で使用したまとめノート)
0コメント